2011.01.14
鉄琴と不安! posted by mome from twisterella
時間が経つのは早いもので、1月ももう半分終わってしまいますが「音楽好きの、節目のステレオタイプな作業」である「2010年によく聞いた音楽」のまとめをしてみようと思います。
いつも音楽と違うこと書いているし。
昨年も例年通り雑食だったのですが、2010年のキーポイントが2つあって、それは
「鉄琴」
と
「不安」
でした!!
それを求めていた、というよりは振り返ってみるとそれらに惹かれていたなーと。
その通り「鉄琴」という楽器の冷たい音色。加えて、一口に「不安」といっても、音楽を言葉にする上でよく「不安」と似た類いで「焦燥感」とか「緊迫感」という言葉が使われますが、それらとは違う、心がもやっと一瞬曇る、とまどう不穏な感じという点にフォーカスされてました。
Grayson Gilmour「No Constellation」
25周年を迎えるニュージーランドのインディレーベル「Flying Nun」からシンセ入り爆走ポストパンクバンド「SO SO MODERN」のメンバーGrayson Gilmourのソロ。
私はSO SO MODERNを知らずにGraysonに出会ったのですが、こっちのほうが好き。
「Chromosomes」という曲の「不安になる感じ」がめっちゃツボりました。
全体的にJonsiを地味〜にしたような哀愁/サイケ/メロメロなんだけど、たまにめっちゃ暗いテイスト混ぜ込んでくる毒っぽさが大変良かった。
最初に彼らを聞いたのは、ただ「1977」という自分が生まれた年がアルバムタイトルになってるから、という理由だけだったけど、それから約13年ずっと好きなASH。
このA-Zは、配信と7インチのみで2週間ごとに1曲シングルをリリース、それを1年間続けてシングル26 曲(アルファベットのA〜Zにちなんで)を発表する「A-Z Series」のvol.1。
このvol.1はASHの音楽センスの集大成と言えるすばらしい内容なのに(1曲1曲が輝くというよりは、作品を通して輝く感じ)、このvol.2が個人的には期待ハズレもいいとこ。
久しぶりにCD聴いて、なんか怒りを覚えてしまうくらいでした(汗)
酷評ごめんなさい。
正直に手厳しく。ASHに心揺れる2010年でした。
kamomekamome「Happy Rebirthday To You」
カモメの新譜!!
これだけで試聴もせず速攻購入。
3枚目となりますが、2nd>3rd>1stの順で好きかな!
2ndで加入した元SWITCH STYLEのkenzoさんの絶叫が3rdは多すぎて、こんなにkenzo氏プッシュしなくてもな〜と1回目聴いたときは違和感を感じたんだけど、繰り返しているうちにツボってきたジワジワ系。
向井さんの日本語の乗せ方はほんと異常だと思う(誉めてる)。
2007年の限定シングル「Between the Lines Vol.3」以来のAS MEIASの新譜。
待望すぎただけに、周囲の購入率が2010年で一番高かった。
正にみんな「こぞって買ってる」という印象でした。
実際店頭でも品切れ、品薄状態になったりと、12月の話題の1枚になってたはず。
日本のバンドの中でも、心を震わされる度が高い楽曲しか入ってません。
そして1曲目に収録の新曲「STRUGGLE」での不安になる展開(笑)が高ポイント(笑)
速攻ソールドしてしまったので来日行けなかった、シガーロスのボーカル、ヨンシーのソロ。
シガーロスでは独自の言語で歌っているけど、これは普通に英語でした(笑)
正に音の宝石箱やー!というキラッキラなアルバム。
フワフワなシガーロスにもっと芯を通して聞きやすくした印象。
周りの評価も高かったですね。
実際すごい売れてたみたい。
もうちょっとシューゲイザーを聞きたかったけど、2010年は90年代シューゲサウンドの超優等生的後継者のAmusement Parks On Fireがよかったので満足。
その他・・・STONE TEMPLE PILOTSがまさかの新譜出したことと、The Velvet Teenと、Volcano Choirの秋の来日公演が素晴らしすぎたこと、とかが目出ったでしょうか!
あ、あとやっとUNSANEの有名轢死体(!)ジャケットの1stを購入しました。
無骨で不穏でドロドロで、正に「衝動のハードコア」。めっちゃかっこよかった!!廃盤なのでいつも購入するCDよりは少し高かったけど、いい買い物しました。
以上でーす!
PCSO Lotto Result
You are so cool man, the post on your blogs are super great.,:’:*